子どもを預けるとき知っておきたい園選びのポイント【保育所・認定こども園等】

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育児休業のおわる頃やそろそろ働こうかなと思ったときに、大切な赤ちゃんやお子さんを預けるのに、どんなところがいいのか悩みませんか。

子供を預ける施設を決めるときに考えることは次のとおりが多いです
  1. 場所は、家の近くか、職場の近くがいい
  2. とりあえず入れるところ
  3. 建物は綺麗なところがいい
  4. 英語とか習い事を教えてくれるところがいい

まず考えるのは朝は忙しいし、仕事に行くには時間もないし、と家の近くにある園でと簡単に考えますよね。

そんなあなたに保育園関係で10年以上仕事をしている私が、選び方のポイント4つをお教えしたいと思います。

1 先生の子どもへの接し方がやさしいこと

保育園等の先生の質によって、園での子どもの育ちに大きく影響するんです。
びっくりするかもしれませんが、子どもを、”つねったり”・”きつく叱ったり”、扱いがひどい先生がいるんです。

 

もし、自分の大事なお子さんがそんな扱いを受けていたら嫌ですよね。

ではどうしたら、そんな園がわかるかというと

園見学に行ってください。

何度が園に足を運ぶと、先生が子どもをきつく怒る施設や、手を引っ張って移動させたり、先生が少ない施設は忙しいため、余裕がないので、少しの間見ていれば分かります。

ただし、原則保育所・認定こども園(0歳から2歳まで)は、住んでいる市区町村に入らなければいけません。

ですが、実家の援助や、職場が所在する市区町村でも入ることができますので、選択範囲は広がります。
保育所所在地に住んでいる方が優先的に入れることになっているため、施設に定員の空きがなければ、断られてしますので注意が必要です。

だからと言って家の近くしか選択肢がないわけではないので

入る前にはしっかりと保育する先生の子どもへの接し方や先生の数が多いこと、雰囲気などを直接園に見学に行くなどしてリサーチしてください。

大抵の園は見学を依頼すればOKしてくれるはずですし、逆に断られるような施設は要注意です。後でトラブルになる場合もありますので慎重に選んだほうがいいですよ。

大事なのは、愛情をもって親の代わりに愛してくれる場所であることが大事です。

 

2 認定こども園がおすすめ

0歳児から2歳児のお子さんを預けるときは、保育所か認定こども園、小規模保育施設になります。

認定こども園がある場合は、認定こども園に行くことをお勧めします。

保育料を少しでも早く無償化にできるのは、認定こども園の方が得になります。満3歳になった時に翌月から3号認定(0歳から2歳の保育が必要な子どもの認定)から1号認定(保育が要らない教育標準時間子ども認定)に変更すると保育料は0円になります。

教育標準時間認定だと保育時間が短いから無理じゃない?

認定ども園には、預かり保育を実施していることがほとんどです。預かり保育の利用料を払った方が、保育料を毎月払うよりも大抵の方は安くなります。

また、職場で託児所や事業所内保育を行っている場合は、福利厚生の一部として保育料が安かったり、土日も預かってもらえたりするので有効に活用すればいいと思います。

3 清潔感がある

子どもを通わせるのに綺麗な建物って魅力的ですよね、遊具がアンパンマンだったり、バスがトーマスだったりいろいろ個性がたくさんあります。

制服が可愛いとかもありますよね。

ほんとうそれって大切ですか?

大切なのは清潔にしっかり掃除が行き届いていたり、遊具なんかも消毒されて、遊んでいる時間にごちゃごちゃしていないしっかりした保育がされている方がだんぜん大切なんです。

目先の綺麗さに惑わされないように、しっかり施設を見てください。

4 幼稚園だけでなく保育園・認定こども園も今は教育をする

3歳から始まる教育は幼稚園しかやってないと思っていませんか?

保育園や認定こども園でも3歳から教育は取り入れています。

0歳から2歳までは保育所や小規模保育事業所などから3歳になって幼稚園に入れたいというお母さんもいると思いますが

3歳からの教育は保育所指針や教育要領に添って教育計画のプログラムを作成しています。

確かに園によって少しの違いがあります。

小学校に上がった時に名前が書けるようになっている、算数が少しできるようになっているというものです。

英語や体操・サッカーなど教室は、子どもがやりたいことをやらせてあげることはいいと思いますが、大半は親の自己満足になっていることが多いので、子どもさんの意見を聞いてあげてください。

この頃のお子さんは、親からしっかり愛情をもらって、親から褒めらえることで、やっていることに自己肯定感をもちます。

自己肯定感をもつことで自分で発見する力自分で考える力自分で楽しむ力をつけていきます。

自己肯定感がついているお子さんは、小学校に入ってから新しいことに挑戦し、子どもの能力はどんどんと伸びていきます。

いっぱいほめてあげて、いっぱいお話を聞いてあげると、愛されている自己肯定感がついて、絵本を読んであげて、学びを楽しむ力がつくといいですね。

ただし、遅くまで働いていて、夕方まで家に居られない親の方は、習い事をやっているところで親の役割を代わりにしてもらえるというメリットがありますので、家庭にあった園を選んでください。



おさらいとなりますが

  1. 園を選ぶときは先生が多く、先生がやさしい園を選ぶ
  2. 認定こども園がおすすめ
  3. 清潔感がある園
  4. 教育するのは幼稚園だけじゃない

子どもはお母さんが大好きです。子どもと接する時間を少しでも増やして、一緒に本を読んだり、一緒に考える時間をもつようにしてみましょう。

ちなみに、私は子どもが大きくなってから知りましたが偶然にも大切に育てられていました。

まだ子育て中のお母さん、今からでも遅くないので、子どもと一緒に過ごす時間を大切に…いつまでも傍にはいないです。